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手を握って(武井八重子コーチ)

武井八重子

長男が大学に行くようになり、 娘はお兄ちゃんの部屋を使っています。

自分の部屋はあるのですが、 お兄ちゃんの部屋を使っています。

理由は、お兄ちゃんの部屋のベッドにあります。

娘の部屋のベッドは、下にたんすが付いているタイプなので、階段を3段上がらないとだめなので、お兄ちゃんが使っていた普通のベッドに憧れていたのです。

一応、お兄ちゃんの了解も得て、 嬉しそうに使っています。

そして、私は忘れていた娘の手の感触を思う存分楽しめる事ができたのです。

それは、偶然に起こりました。

娘に聞きたいことがあって部屋に入ったところ、 あまりに涼しくていごごちがいいので

「ねぇ、ちょっとここにいてもいい?」と尋ねました。

「え~ちょっとだけだよ。早く出て行ってね」

ベッドに横になり、携帯をいじっている娘の横にドンと腰掛て「いや~気持ちいいね!ママもここで本でも読みたいよ」

「下で(リビング)で読んだらいいじゃん」

「だって、下はクーラーつけていないし ママはあなたの隣で読みたいな」

「バカみたい・・・でもいいよ!」

ぎゃーそんな展開夢にも思っていませんでしたが、そう言われちゃもったいない、せっかくの機会 だから本持ってこよう、とすかさず本をとりに行く私でした。

本を持ってきて、またまた娘の隣に横になりながら

「こんなのって、久しぶりだよね!なんだかいい気持ち」

「そう~あんまり寄ってこないでよ!暑いから」

「はいはい、分かりました。ところでどう?最近楽しい?」

「う~ん!それがね、ちょっと悩んでいる事があるんだ」

「悩んでいる事あるんだ?」このあたりから、 ママコーチのスキル出番!

「今度、学校で歴史のプレゼンがあって 自信がないんだ。なんだか不安で」

「歴史のプレゼンねぇ~すごいじゃない! 何が不安なの?」

「だって、夏休み明けにあるんだけれど準備もまだ終っていないし それに、みんなの前で話すということに抵抗があるんだよ」

「そうなんだ!準備がまだなことと、みんなの前で話すことに抵抗を感じるんだね」

まさしく、コーチングスキル「話を繰り返す」です(笑)

「うん!抵抗というより不安だな」

「わかるよ、そういう気持ち。ママもセミナーを始めるときはいつもどきどきするよ」

「え~ママもあるんだ。ママは鈍感?だからないかと思った」

「ママもあるよ。そういうときは自分に大丈夫!ちゃんと準備してあるでしょう。って言うんだよ」

「へぇママもあるのか!じゃ私も準備すればOKだね」

「そうだね!何か手伝う事ある?」

「ない!ありがとう」だって・・・

そして、私は自然に娘の手をとり、 手の甲をなぜなぜしていました。

そしたら、あら不思議! 娘もそのままで私に 手を触らせてくれているのではありませんか?

何年ぶりでしょうか? こんなに、ゆっくりとやさしく触ったのは・・・ 私は、とても穏やかな気持ちなり、 そのままお昼寝へと突入してしまいました。

そして、娘に 「もぅここで寝ないでよ!」と起こされました。

娘の手を触ったのは、夢だったのでしょうか?


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