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人を信じる事の素晴らしさ (武井八重子コーチ)

武井八重子

我が家の娘も高校3年となりました。

思春期コーチングの部屋を担当してから、私と娘も多少成長(?)できたのか 最近は、幸せで穏やかな日々を送っています。

不思議な事に、私の言葉ひとつ、態度ひとつによってすべての事態は 良くもなり、悪くもなるんです。

学習能力の低い私ですから、つい「あれも言って、これも言って・・・」と 欲張ると娘から「ねぇ~私を信じてよ!私はもう高校3年なんだよ」と 逆に言われてしまいます。

そうなんです。
つい心配からいろいろ言ってしまうんですよね。

でも彼女はわかっているんです。
「やっていい事といけない事は・・・」

娘からこんな話しを聞きました。

3年生になって担任が変わり その担任は「君達を信じているから」といつも言っているんだと。

そして、それは口だけではなくて本当にそうらしいと言うことを・・・

私は娘に「信じられているってどんな気持ち?」と聞くと娘はすかさず「裏切れない」と言い、こんなエピソードを話してくれたんです。

会議室掃除の5人が掃除をしないで下校したと、会議室担当の先生からクレームが来たそうです。

担任はクラスのみんなに

「昨日の会議室掃除の5人が掃除をしていないという連絡を受けたけれど先生はそんなことはないですよ!掃除をさぼるような子達じゃないですと言っておいた。多分何かの勘違いでそうなったんだろうから、今日はちゃんと行くように。先生は信じているからなぁ~」

と笑顔で言ってきたそうです。

その言葉を聞いた5人は「よかった。怒られるかと思ったけどラッキ~」とは言わずに「まずいよ~先生は会議室担当の先生に謝ったんだよ。悪い事しちゃったなぁ~今日からはちゃんとやろう」とみんなで話したとか。

人は信じられると、頑張ろう、裏切りたくない、このまま信じて欲しいと思うものです。

その後5人は担任に謝り、担任は「良く来たな!うれしいぞ!」とひとりずつ顔を見ながらうなずいたと言うのです。

ちなみに5人の中に娘はいません(笑)一応娘の名誉のために・・・

「信じる」ということは信じる方が、エネルギーを使います。

本当に信じていいのか?やっぱりだめか~?こんな考えが心の中に発生してくると不安で心配で悪い方へと考えが働き出します。

そうなったら、もう止められません。

でも落ち着いて考えると、そう感じる1番の原因は私が安心感を得たいからなんです。

私の変なプライドを守りたいからなんです。

私は担任の話しを聞いた時に「先生すごい!1度会ったみたい!」と興奮して言っていました。

「人を信じる」これは難しい事です。

信じられていると感じた相手は、自分の居場所を確認でき、未来へ向かって動けるんだと思います。

我が子を親が信じてあげなくては、誰が信じてくれるんですか?

こんな言葉をかみ締めながら、やっぱり子どもっていいなぁ~と思うのでした。


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