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娘とのバトル・・・救世主現る!Part2 (武井八重子コーチ)

武井八重子

「娘とのバトル…救世主現る!Part1」も読んでくださいね

「どうして、無視するの。いい加減にしてよ」

私は、かなりの興奮状態で怒鳴っていました。

そして娘から返ってきた言葉は・・・

「ママはずるい!お兄ちゃんにはiPhone買ってあげて、 私には何もないんだから」

彼女は金きり声とでも言うような、かん高い声で叫び、目はつり上がっています。
(はは~ん、そうだったのか?それが原因なんだ。 あの時彼女は寝ていたと思ったけど聞いていたんだ)

「それで怒っていたんだね」

「そうだよ。私は知ってるんだから」

「それはね。お兄ちゃんが夏休みに帰ってこない理由は 預かっている犬だけじゃなくて、お金がかかるから帰ってこないんだよ。 お兄ちゃんは本当は帰って来たいんじゃないかなぁ~ そう思うと何か欲しいものがあればと思って提案したことだけど それがそんないいけないことだった?」

彼女は理由を聞いても、一度言った事を急に撤回できないようで 「でもずるい!」と言いながら、布団に入ってしまいました。

私の中では、明日になればいつもの彼女に戻っているだろうと思っていたのですが、彼女はまだ引きずっているようで、翌日もその翌日もツンツンしています。

ただし、「おはよう」と「行ってきます」「ただいま」「おやすみ」は、声に元気はないものの私に向かって言っています。

私はというと、返事があろうと無かろうと、いつものように声はたくさんかけて、まぁ~そのうち直るだろうと気にしないようにしていました。

そして3日経った夜に
「ママごめんね」
彼女の顔は恥ずかしそうに、それはもう抱きしめたい位のかわいさで言ってくれました。

「ありがとう。言ってくれて。どうしてそう感じたの?」

「実はね。ブログに今回の事書いたらお兄ちゃんから書き込みがあったんだ」

「へぇ~そうなんだ。なんて書いてあったの?」

そして私はその書き込みを読みながら、涙を流さないようにするのに我慢したのでした。

そこにはこう書いてありました。

何がずるいんだ!そんなに俺がiPhone買うのがいやなんだったら その権利をお前にやるよ。
俺に言わせりゃずるいのはお前の方だ。
お前なんて毎日やえこさんのおいしい飯食ってるんだろう。
俺なんてピザ、ハンバーガー、ピザの繰り返しだ。
自分が恵まれている立場にいる事を少しは考えろ。

と、こんな書き込みでした。

嬉しいじゃないですか? こんな言葉は親が言っても聞き入れない言葉です。

それを知っていたかのようにナイスタイミングで、彼が言ってくれました。

今こうして思い返しても心が暖かくなります。

きっと彼女もこの書き込みを読まなくても、そろそろ「ごめん」という時期だったと思いますが、さらに背中を押したのはお兄ちゃんの言葉でした。

思わず私は彼に「ありがとう」という言葉と感謝の気持ちを伝えました。

そして「本当にピザ、ハンバーガー、ピザの繰り返しの食事なの?」と聞いた所
「安心してよ、あれはそう言っただけでちゃんとごはん作ってるよ。」
という声も頼もしく聞こえてきました。

これにて一件落着というわけですが、改めて感じたことは 「私は幸せだ」という事です。

そして、息子はもう自立した立派なおとなだと言う事。 娘も素直でやさしい女性になったという事です。

最近娘との関係は、とても穏やかで色でたとえるならば「ホワ~ンとしたピンク」でしょうか?

今日なんて一緒に買い物に行って、手なんて繋いじゃいました。 うれしかった~。

今、子どもとの関係で悩んでいるママも、絶対絶対穏やかな日は来るんです。 それは3年後かも5年後かもしれないけど、絶対来るんです。

あなたが子どもを信じ、子どもの声に耳を傾け、子どもに声をかけ続けていれば・・・

私はそう信じています。 私自身がそうだだったからです。

「娘とのバトル…救世主現る!Part1」も読んでくださいね


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