アーカイブ

思春期・我が家の場合(武井八重子コーチ)

武井八重子

今、家族全員が寝静まった夜、一人パソコンと格闘しています。
なんだかいろんな事があったけれどどれにしようか?
あの時は、すごく悩んで泣いて苦しかった私がいたのに、 今、幸せな私がここにいることが不思議でつらかった日々が現実に起こったんだよなー?なんて感じています。

<エピソード>
2年前の夏、私と娘はあまりいい関係ではありませんでした。 そんなある日、小6の娘が突然

「学校に着て行く洋服がない」
「ママばっかりいっぱい洋服持っていてずるい」
「もう学校にいかない」
と言い出しました。

私は
「何いっているの洋服なんていっぱいあるでしょう」
「そんなくだらないこと言ってないで早くしなさい」
「どうしてそういうわがままばかりいうの」
と怒鳴っています。

娘は泣き出し、部屋にこもっています。 私は追い討ちをかけるように「いつまでそんなこといっているの、いいかげんにしなさい。早く学校いきなさい」全てが命令です。 娘の気持ちなんてこれっぽっちも考えていません。15分くらいたった頃、そこには洋服を着た娘がたっていました。

目を真っ赤にして、怒った顔で
「ママのばか。ママなんて大嫌い。」
「親にむかってばかって言ったの」
私の右手はわなわなと振るえ、 たたきたくなる感情を抑えるのが精一杯。 娘は逃げるように学校に行きました。
「頭にくる。どうしてこうなるんだろう。 私が何をしたっていうのよ」
こうして不愉快な朝が終わろうとしていることがとてもいやで、落ち込みそうになる自分をどうしたものかと考えていました。

驚きはここから始まりました。
自分の寝室に入ったとたん何が起こったのか、何があったのか私は理解できず、 ただ立ちすくんでいるだけ、そして涙があとからあとから流れてきます。 不思議と娘に対する怒りは出てこなかったことが唯一の救いでした。

寝室はまるで嵐が吹き抜けたみたい・・・・ 私の洋服がすべて本当にすべて床に投げ出されているのです。呆然とする私は何分くらいそうしていたのか・・・・・ 気がついたら、泣きながら洋服を片づけていました。 そして口からでた言葉は

「ごめんね。ごめんね。そんなに何かを悩んでいたんだ。気がつかなかった」
「ママは本当にばかだね。」
でした。

今 私は中2になった娘が 大好きです。 自慢の娘です。 私の子どもとして生れてきてくれて 「ありがとう」と言える自分がいます。そんな関係になれたのはコーチを知り、日々実践したからだと自信をもっていえます。 全ては コミュニケーションだと思うからです。


武井八重子コーチのエッセイリストを見る

武井八重子コーチのプロフィールを見る

お試しコーチング(1回無料)を申し込む

講演/研修を依頼する

コメントは受け付けていません。